紅葉の弥陀ヶ原高原散策
2009年 10月 02日
立山室堂から天狗平に行くのは当初からの予定でしたが天狗平まで簡単に移動できたのでもう少し下に移動することにしました。
天狗平から弥陀ヶ原までのコースタイムは2時間半となっていて予想より遠くて
迷いながら歩き出しました。
天狗平、立山高原ホテルの下の方から撮影しました。
立山三山、みくりが池を水源としたそうめん滝が見えます。
そして弥陀ヶ原高原の散策路の右側には大日岳がそびえています。
下を流れるのは称名川、このままあの称名滝に流れ落ちてゆきます。
弥陀ヶ原の高層湿原には小さな池、池塘が点在します。
空が映し出されていますねぇ。湿原の植物も紅葉しています。
弥陀ヶ原の散策コースはほぼ全体にこうした木道が整備され歩きやすくなっています。
ただし周囲の景色に見とれて足元に集中していないとちょっとした段差に足を取られ
怪我の元になるので注意がいります。私も何度か転倒しそうになりましたよ。
目の覚めるような濃いブルーのオヤマリンドウが咲いていました。
このリンドウはこれ以上花が開かないようです。
コバノクロマメノキ(小葉の黒豆の木)ツツジ科でしょうか。
この小さな灌木の紅葉は見事ですね。
ナナカマドと周囲の紅葉です。
弥陀ヶ原散策で予想外の急な下り坂と鎖場がありました。カメラを首から提げての下りのためカメラ撮影はできず、へとへとになって一ノ谷の沢に下りた景色です。
澄んだ流れ、イワナでもいそう。
サラシナショウマの葉っぱも紅葉が始まっています。
ダイモンジソウも紅葉するんですね。
森の中はガスに包まれました。
ようやく弥陀ヶ原バス停の近くまで来ました。
遠くに見えるのは国民宿舎、天望立山荘です。
この山荘は20世紀を代表する建築家ル、コルビュジェに師事した3人の日本人のうちの一人
吉坂隆正氏の設計によるものです。外観はまさにコルビュジェ風なのだそうです。
吉坂氏は山をこよなく愛する登山家でもあったそうです。
周囲の景観にとてもとけ込んでいます。
時には雲上の宿になることもあるとか。いつか泊まってみたい宿です。
by noriko_muratani
| 2009-10-02 19:45
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