20数年前に富山の山里で田舎暮らしを始めました。私は薔薇を中心にガーデニングを楽しみ、夫はオーダーメイドの手作り家具を作っています。猫や犬がいつも一緒。そんな暮らしの日々を綴っています。


by noriko_muratani
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カテゴリ:ナースのお仕事( 10 )

画像がぼけてわかりにくいんですが診療所に入院中のKさんがスプーンをしっかり持ち、スプーンですくったごはんを口まで運ぶ動作を写しました。

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健常な人ならあたりまえのことなんですが、このKさんは昨年左腕を骨折し1ヶ月ほど治療のため左腕を固定していたため、左手を動かせない期間があり、そのため左手で食器を持ち右手で箸を持って食物を口まで運ぶといった一連の動作がむずかしくなっています。
認知症のため使わなかった機能が低下してしまったのです。
どうやったら自分でで食べることができるか、何か工夫したら自分で食べることができるかいろいろ試みた1年間でした。
試みた内容は食事の前のウオーミングアップとして少なくても30分前にベットをギャッジアップして姿勢を整える。(大腿と腰の角度がほぼ90度)
テーブルの高さは肘が直角になる位置。
自分で左手にお皿を持ったほうが食事をすくいやすと考え、その皿は本人がもちやすい大きさ、すくいやすい形にしました。
自分で食べようとしないときも、なるべく介助者がご飯を安易に口に入れないようにし、本人の手にスプーンを持ってもらい、ご飯をすくう介助をし、口まで運ぶ介助をするように。
食欲も大いに関係します。朝は食事から食事の時間がながいためか空腹感があり自分で食べようとする仕草が出るんです。
上の画像が朝の食事風景で大きい口を開けてご飯を食べた瞬間です。
こんな事は滅多にないんです。うれしくなって携帯で写したって訳です!

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この本は先週ケアマネ研修を受けたときに講師として招かれた
認知症介護研究・研修東京センターの諏訪さゆりさんが編著した事例集です。
とても頭がすっきりする講義だったのでほんのさわりを紹介。

2001年WHOは国際生活機能分類(ICF)を提唱しました。
生活機能とは「人間が生活する上で使用している全ての機能」です。
ICFを活用し、具体的には認知症の人に現れる障害を客観的に(先入観、思いこみを排除すること)とらえ、その事実を正確に理解し適切なケアにつなげようと言う内容です。
驚くことにICFにおいてはその機能を1500ほどに分類しています。
たとえば先程から言っていた「食べる」という行為のために100以上の機能が使われていると言うことで、私達の日常の動作がいくつもの行程によって成り立っていることを知り驚きました。
食べる行程のいくつかが障害を受けると食べることが困難になるということなのです。
Kさんは私にとっては具体的なモデルです。ICFの視点でケアプランを立ててみようと思っています。

研修のたびに「ICF」が出てきて頭を悩ましていたのですがちょっともやが晴れたような気がしてきました・・・。
これをブログで紹介するのがしんどかった!
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by noriko_muratani | 2006-12-12 21:26 | ナースのお仕事
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私が勤務する診療所に入院している患者さんをアップ。今日は髪型に焦点を。

入院患者さんのほとんどは週3回の透析を受ける必要があって通院が困難な方、慢性疾患のため入院し継続管理の必要な方、認知症のため家族介護困難な方など社会的入院がほとんどです。おまけに自立歩行が出来ないねたきり、準ねたきりの方がほとんど!
そしてここでターミナルを迎える方ばかり・・・。

薬による治療だけでなく看護者からのアプローチで出来るだけこの方々を安定した状態で維持したい。人としてもっと大切にしてあげたい。そのためには何をすれば良いか思考錯誤する日々なのです。

出来るだけ一日中ベットで寝ていることの無いように日中はギャッジアップして体を起こしてみたり、車椅子に乗せてちょっとの時間でも院内を回ったり、人の出入りのあるところまで連れて行ってみたりします。
脳梗塞の既往があり拘縮が始まっているひとは腕の曲げ伸ばしを毎日してもらいました。
また今年から口腔ケアを始めました。正直なところそれまで全くしていなかったので口の中の汚れは目をそむけたくなるらいでした。
今は朝夕の食後に必ず歯磨き、うがい、口の中全体をブラッシングしているので口臭が少なくなってます。
そのほか服装や髪型にも配慮。そのため時にはパジャマなどを家族になるべく明るくて綺麗なものをそろえてくれるよう注文をつけたりすることも。

これらのことを続けることは劇的な効果が目に見えて現れるものではないので
みんながその必要性を感じるわけではありません。
職員の数も極端に少なくその負担は大変なものです。
言い出した者が率先して汗水流さなくてはと、なんかムキになってる風にも見えたと思うけど他のスタッフも少しずつ実行するようになってきました。

で、一番上の写真のSさんは抜け毛がひどくベット周囲の掃除が大変でした。家族にロール型のごみ取りテープを用意してもらい取っていました。
精気のない表情は髪が乱れていることもあると思い、朝に夕にと髪をとかしてあげていたんです。ところが抜け毛予防のためのブラッシングではなかったのですが、最近めっきりその抜け毛が少なくなった事に気づいたのです。そのことに気づいてから抜け毛にはブラッシングが一番とばかり患者さんの髪ばかりか、わたしもせっせと髪をブラッシングするようになりました!^^
それと入れ歯があわなくなって作り直してもらいましたね。それもいい結果をもたらしているかも。
認知症あり、意欲も低下、体力も落ちて、今年の春頃は危ないのではないかと思っていた方ですよ。
もちろん透析によるコントロールも必須ではありますが。

そして腕が拘縮していたHさんはある日、血圧を測ろうと動かした腕が妙に軽くなり柔らかくなっていることに気づきました。訓練を初めて半年ほど経過したと思います。口腔ケアも習慣化し食後必ず用具を自分から準備するようになってきました。
入院患者ケアにタッチしていない人が「このごろどういう訳かHさん調子いいねぇ」っていったのを聞き、にんまり。その訳を話してあげましたよー!

ってわけでほんとうに小さなことですがちょっとずつ変化が見えてきているような気がするこのごろです。
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by noriko_muratani | 2006-11-12 19:25 | ナースのお仕事

おたんこナースより

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21歳の新人ナース似鳥ユキエがくりひろげる病棟勤務奮闘記「おたんこナース」
友人の娘さんから借りて
「じょくそうケア」について読んでみました。
これが書かれたのが今から10年ぐらい前の1997年です。
このストーリーでも言っているんですが「じょくそう」の治療方法が従来の治療と随分違っていてほんとうにびっくりしました。
いままでと全く違った治療だと知ったのは、私がケアマネで担当していたお婆さんが壊死を伴う「じょくそう」ができた3年ほど前なんですから随分遅れました!ドクターも専門外で文献をみながら治療し、初めはほんとうに不安でした。
「おたんこナース」ではとても専門的に説明してあります。
患部の消毒はせず、生理食塩水を勢いよく患部にかけて洗い流す。じょくそうの場合は水道水で洗い流しても良い聞きます。消毒液での消毒はかえって新しい組織形成に悪影響を及ぼすそうです。
また初期の「じょくそう」は以前は患部をマッサージすると言われていましたが今はかえって組織を壊すと言われマッサージはしないほうがいいそう。
そして黒く壊死に至ったところはデブリートメントと言ってそこを外科的に削り取り新しい組織(肉芽組織)が出てくるのを促します。もちろんこの行為はドクターがする行為。
うちの診療所では患部に抗菌作用のあるイソジンと砂糖で合成されたパスタを塗るのを主流にフィブラストスプレーという組織再生を促すという高価な薬液も使用しています。
もちろん体にかかる圧力を分散させるためにエアーマットは必須アイテム。
こういったことがちゃんと「おたんこナース」に盛り込んでありますから驚きです。
新人ナースのバイブルどころか「おばちゃんナース再教育」教科書だ!!
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by noriko_muratani | 2006-11-04 23:02 | ナースのお仕事
数日前に96歳の生涯を閉じられたお婆さんの腰の周辺にできた「壊死を伴うじょくそう」の画像です。
黒くなっているところが壊死していて周辺は炎症を起こし赤くぱんぱんに腫れ上がっています。本来ならこの黒いところはメスで削り取らなければいけないのですがなにぶんにも全身の状態が悪化していて積極的な治療は難しいと思われました。そして腰以外にも「じょくそう」があります。

認知症が進み寝たきり。
10月に入り外気温が低くなるにつれ、体温も低くなり
元気がなくなり食欲も低下してきたころ「じょくそう」もつぎつぎ発生。
入院してきたときは「じょくそう」から出る浸出液がひどく体中オムツで巻き付けてあり処置をするのにとても時間も人手もかかっていました。

亡くなった時は夜中でした。私が当直していたので一人で体を拭き、ゆかたに着替え、全身に巻き付けてあるオムツをはずしてきれいなオムツに替え、といった処置をしました。あとから浸出液で周辺が汚れないように慎重にしたので1時間近くもかかりビックリ。

だいたいの人は得意体位がありいつも同じ向きで寝る傾向があります。
このお婆さんも左を下にして寝るくせがあり、もちろん体の向きを自分で変えることも出来ないため左側の背中から腰まで血行が不十分で「じょくそう」ができてしまったのです。
予防するためエアーマットもレンタルしておられたんですが、やはり家族の知識不足、介護力不足で体の向きをずーっと左下にしておいたためどんどん広がっていったのです。ここまでひどくなるまえにもっと対策がなかったかな・・・・と後悔が残りますね。

かくゆう私も在宅の寝たきりになった人を担当していて、スピーディに対応しなかったため「壊死を伴うじょくそう」を発生させてしまったという苦い経験があります。
完全に治癒するのに2年近くかかったんですよ。
しかし、そのおかげでじょくそう治療について必死に勉強し、いい経験?しました〜。^^;
あっ!ってゆうか「じょくそう」を発生しないためのケアがなによりと思います。

掲載していた画像は本人のプライバシーのために削除させていただきました。
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by noriko_muratani | 2006-10-29 21:18 | ナースのお仕事
TENAテーナのオムツを使い始めたグループホームに入居中のIさんの変化を報告したいと思います。そしてもっとテーナファンを増やしたいと続編を書きました。
まぁ、私のブログはごく少数の人しか知らないので影響力は少ないから、ファンは増えないか・・・・な。

前回も書きましたがIさんは、夜間の多尿でオムツから尿があふれ出るため、起こしてトイレまで連れて行ってました。寝ているのに起こされ、覚醒せずに歩いているのでふらついて転びそうなほど。付き添うスタッフもたいへんだったようです。
午前中は目が「とろーん」、表情は「ぼーっ」っとしていました。
その原因が夜中に起こされたためとは思わず、
認知症だから意欲が低下しているし、糖尿病があるので血糖コントロールが本人にとってはベストじゃないのか?腎機能低下もあるのでそのためか・・・と考えていました。
(シノッチは「夜起こされて、寝てないからや〜」と思っていたようですが。)

オムツをテーナに変え、夜中、トイレ誘導のために起こさなくなってから、その「ぼーっ」「とろーん」がなくなり、表情が豊かになり動き方も緩慢でなくなり、なんと午前中から自主的に本人が持っていたレトロな塗り絵をはじめたそうなんです!!

本人のQOL(クオリティ・オブ・ライフ)にまで影響するとは思っていなかったので本当に驚いています。
そして何よりスタッフがツボにはまったオムツがあったことと、介護負担が軽減されたことに感激しているそうですよ!
なんだか新興宗教or健康食品のコマーシャルめいてみえますねぇ?

メンリッケの営業さんは、テーナのオムツの利用を浸透させるため県内の施設、病院などを訪問するそうです。が、従来のオムツの形からみると全く新しい形なので抵抗感がありなかなか理解が得られず苦戦しているようです。

私はケアマネージャーも兼務しているので在宅の老人のケアプランを担当しています。このIさんのから得られた結果や、ここではふれていませんが入院患者さんにも使用している結果をあわせて説明し、家で老人のおむつ交換をしている家族の負担軽減に貢献したいとこのオムツをすすめたいと思ってます。実例ほど確実なものはないですからね。
前回の写真では装着方法も分かりにくく具体的でなかったので実際に私とシノッチが服の上からつけてみた状態です。

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by noriko_muratani | 2006-10-07 23:54 | ナースのお仕事
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この人差し指、今にも何かを捕らえようとしていると思いませんか?

看護の重要な仕事のなかに排便コントロールがあります。

寝たきりの多い当診療所の入院患者さんの多くは腸の蠕動運動が悪く
腹圧がかけにくいので、いつも決まった量で、コンスタントに「うんち」がでてくれません。
うんちが何日もでないと直腸に固いうん○がたまり、栓をしたような状態になります。
お腹に力が入りにくく本人のちからでは排泄できないことが多く
その時、写真の指でそのうんちをほじりだす事が多々あります。
日によってはあの人も、この人もと、何人もの人の排泄のお手伝いをするのが
この指なの。
たかがうんちされどうんち・・・
これを放っておけば食欲低下、ひどいときは腸閉塞になることさえもあるし、あるいはたまるだけたまってダムが決壊するようにドッバーアアアーとあふれかえり大変な目にあいます。

だからこの指をせめてゴールドフィンガーと呼んでくさい!?
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by noriko_muratani | 2006-09-29 23:54 | ナースのお仕事
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今年の職員旅行はバスに乗って東京都内を観光するという企画でした〜♪
中型観光バスにたった9人、添乗員さんも付いてくれて超豪華ですちゃぁ。
片道7時間近くかかったけどね・・・。
ご宿泊は自腹では決して泊まれない赤坂プリンスホテル!!オーォ〜!

夜は「金魚」というニューハーフのお店でおべんとうを食べながら
ショーを楽しんだ後、ご一行様はもんじゃ焼きを食べに電車で乗り継ぎ「月島」に〜。
上の写真、真ん中に写っている白髪のママさんのご指導でもんじゃを焼き、食べ尽くし
ああああ〜もうなんにも食べれんわぁとか言いながら。
最後の〆に「あんこまき」だったっけ?を食べました。
下の写真の真ん中にあるのは黒蜜、黄粉。これをつけて食べるのです。
もんじゃ焼き、あんこまき、いえいえニューハーフショー、いずれも初体験じゃった!
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by noriko_muratani | 2006-09-26 08:56 | ナースのお仕事
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画像が見えにくくてすみません。

老人の直接死因として肺炎、感染症が半数以上だそうです。この老人性肺炎といわれるものの原因解明がすすみ治療法が見直され、その一つに口腔ケアが位置づけされようとしているそうです。
それは口腔内の清掃が不十分により細菌が飛躍的に多くなり、嚥下機能が低下した老人は誤嚥により細菌が気道から肺に入り肺炎を起こすと言われています。

わたしがお仕事をしている診療所の入院患者さんは寝たきりや、認知症で意欲が低下している人、いずれはその状態に陥るだろうという人が大半なのです。
なんとか今の機能が落ちないように、安定した状態をキープしたい。今より良くなって手をかけるウェイトを少なくして楽したい?!薬剤による治療だけではなく、ナースとして取り組むことは何かと常々思っていたとき、この口腔ケアもその重要なポイントだということを知りました。
人手不足でとてもそこまでは手が回らないなどどいいわけして実行までなかなか・・・
時間がかかってました。
ところがアイリスケアセンターの担当者が口腔ケアグッズのキャンペーン商品のカタログを持ってきてくれ、試しに使ってみたことが口腔ケア導入の始まりとなったんです!!はじまりは道具からなんだわ〜♪

前置きが長くなりました。写真の左が普通の歯ブラシ。その横がコンビの360度歯ブラシ。これが万能機能を発揮してます。
毛の密度が普通のブラシの10倍、歯磨きもできて、毛が細く柔らかいので頬の粘膜と舌の掃除、歯茎のマッサージ、口の中の食べかすを掻き出して掃除してくれるという働き者。歯周病のため出血がすごく多かった患者さんも今は歯茎がピンクだす。
そして消毒すれば繰り返し使えて経済的。今、これを中心に使っていくつもりです。普通の歯ブラシよりかなりお値段が高いのがちと・・・。

その横はスポンジブラシの大小、これも口の中の汚れを掻きだしたり拭ってくれ、使い捨。いまいちすっきりきれいにならない・・かな。でもうがいが出来ないような人には口の中のふき取りとしていいかも。
黄色いスプーンのような物は舌の苔を取る物です。

とにかく効果はいろいろあるし、患者さんの口がきれいだと口臭が少なくなり見た目も爽快なのでケアする側もきもちいいし、もちろん本人も気分が爽快だと思います。
こうなると口腔ケアは”くせ”になるものなんですよぉ!
患者さんだけでなく私もお口、きれいにしょおっと〜♪^^

360度歯ブラシ
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by noriko_muratani | 2006-09-22 21:18 | ナースのお仕事
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左側がごくふつうの紙オムツ  右側が これからお話をするTENA( テーナ)
                左と比べると随分コンパクトですね♪

今日は目から鱗!な紙オムツについてお話を。
うちの診療所に併設するグループホームに入居中のIさんのことからこのオムツを知ることとなりました。
Iさんは夜のおしっこの量がとても多く、どんなオムツを試みてもおしっこが漏れるため夜中に職員が起こしてトイレに連れて行っていました。
夜中に起こすのはかわいそうだし、かといっておしっこが漏れるのは困る・・・。この多量のおしっこをすべてキャッチして、なおかつ本人の不快感がなく、スキントラブルもない、よくばりなオムツはないものか!

介護、看護に携わっていてもなかなかオムツのスペシャリストなんて知らないです。
ホームのケアマネジャーであるシノッチことSさんがオムツなどをを卸している業者さんの営業マンに相談したところ、いろいろ当たってっくださって、結果ユニチャーム・メンリッケのTENAアドバイザーなるひとを連れてきてくれました。ここの商品のTENA(テーナ)シリーズはスェーデンの排泄ケアから生まれたパットだそうです。

まずこの右上の写真のTENA(テーナ)フレックスはふんどしスタイルで必要な部分だけ覆うため、通気性がよく今までのようなごわごわした違和感が少ないですね。実際にアドバイザーさんがモデルになりズボンの上からオムツを当てて見せてくれました。今まで私がオムツを当てていたやりかたとは全然違うんです。文章では表現しにくいのだけど、どっちかというと私はオムツのしわをなくして全体に広げていた訳ですがそれじゃあ横に隙間ができて漏れてくることがあるのです。テーナは尿道の位置を意識してそっちにしわを集中させるみたいなかんじ?

そしてなんとこのオムツは1リットルの水分をキャッチ、排尿したあともお尻がサラサラ・・・。オムツを当てる人も簡易な構造のため腰痛を軽減するんだとか。
ああ・・・っと、どっかのCMみたいだけど。
ふつう、最低1日6回以上のオムツ交換をしますが、このオムツは保水力が1リットルなので3〜4回でいいそう。介護者、本人の負担を軽くがうっれしいですね。

で、とにかくIさんに使ってみました!夜10時から朝までぐっすり、尿量650CC、尿漏れなしでしたって♪♪お尻もサラサラ♪♪
その人にあったオムツを選択するってこんなに大切なことだとは。そしてこんなオムツに巡り会えてよかった!!
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by noriko_muratani | 2006-09-16 23:16 | ナースのお仕事
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私のお仕事の一部を公開?しますね。
小さな個人診療所なので高度な最新技術ってわけじゃぁなく、少しづつ改良されてきているものに感動したり、目から鱗ってものに出会うことあるのでちょっと紹介します。

糖尿病の患者さんの血糖コントロールをするため一日に何度も血糖を測定します。一度に何人もの人の血糖を測定し、その値によってインシュリンの量が決まり、食前に患者さんの腕や腹にハイ、ハイ、ハイってインシュリンを打って回るんです。その一連の処置をスピーディするため上の写真のような道具を使っております。

何で優れものかと言いますと
左から血糖測定器。これは測定する試験紙(チップ)が17回分入っていてスイッチオンにすればジーィィって先端から試験紙が出てきて、それに指に針を刺して出したほんの少々の血液をつけると数秒でピィィーって血糖値が表示されます。もちろん記憶もしてくれます。今までの測定器は1個つづチップを付け替えては測定していたんだけどこれは17枚までは連続で測定できます。

その横のピンクの器具は指や耳たぶに針を刺して血液を出すためのもの。針をただ刺すとなると痛いでしょ。これは瞬時に針がパシッと出て皮膚を刺すのであんまり痛くない・・・・でも他人にするときはそうかもしれないけど、いざ自分にとなると覚悟がいる。

その横はペン型インシュリン注射器です。インシュリンがカートリッジ式になっていて量はダイヤルで設定。インシュリンが無くなれば新しいカートリッジを入れ替えします。

で、その横はキットタイプ。入っているインシュリンを使い切れば注射器ごと捨てます。これが一番新しいんじゃないかな。何でもディスポーサブルってのは環境には優しくないけどね。でもこれから新しくインシュリンを使う人はこのキットタイプにしてもらう予定。

右端の注射器は、インシュリンの入っているボトルから吸い出す従来のもの。いちいち冷蔵庫からボトルを取り出し、それから注射器で吸い出して・・・ってのは時間がかかるんだよね〜。

このそれぞれの器具はナースや、ドクターのためだけではなく、患者さんが自宅で血糖をコントロールし治療を継続するために開発され進化したものですね。

次回は
優れものオムツを予定しておりマス〜。^^
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by noriko_muratani | 2006-09-14 16:41 | ナースのお仕事