季節の花、素敵な器に迎えられて
2007年 12月 26日
金沢に住むおともだちのYさんのお宅を久しぶりに訪ねました。
金沢で夫が家具展を開いた御縁でおつきあいさせていただいています。
ナチュラルな人柄、暮らしのセンスがよくって、いつもお手本にさせていただいています。金沢の自然や金沢の町に精通していてたびたび案内もしていただいているんです。
いつも家に入る迄わくわくするんです。
自宅の近くにある野草が素敵な壺や、器を利用して随所に活けてあり、ありふれた道ばたの草や植物がとてもドラマチックに演出されているからです。
今日は椿の枝、紫式部の実、ボクチ、アプリコット色の薔薇がローテーブル(夫が制作しました!)の横にちょこっとおいてありました。土物の壺です。
テーブルの上のたわわに付いた赤い実は南天です。真っ白いスクエアーの器がお互いを引き立てています。
私も早速自宅でこれをまねっこしました♪
小さな 冬イチゴと竹筒の花器。こんな小さな空間も劇場のように思えるからすごいです!
Yさんは器の収集、お料理も素人の域を出ています。
テーブルの上にある赤い漆の器は漆芸家佐藤千朗さんの作です。
おみやげに持参した緑陰洞のモンブランケーキを贅沢にのせてくれました。
コーヒーを入れるポットは熱湯を入れて暖めてあります。染めつけの蕎麦猪口とお皿は古伊万里です。美しいブルーに心奪われてしまいます。
コーヒーミルで豆を挽きます。いい香りが漂います。
お湯を注ぐポットは丁寧に叩き出された逸品です。
ケーキは器にのせられ、コーヒーも蕎麦猪口に注がれ贅沢なティータイムとなりました。
Yさんは私のために次々と素敵な器をセレクトしうっとりまったりの時を過ごすことができました。
by noriko_muratani
| 2007-12-26 12:50
| インテリア