わたしの住む村の「西照寺」では除夜の鐘を突くころ、キャンドルと手作りの照明で寺を訪れる人を迎えます。
お寺とキャンドル?ってあまり聞いたことがありませんが
このキャンドルは残ったろうそくを溶かし固めキャンドルに作り替えた物なんだそうです。
暗いところの撮影がなかなかうまくいかないということで
わたしに撮影依頼が来ました。
雪は降らなかったものの随分冷え込み
凍り付きそうな寒さでした。
その分空は澄み渡り星空が美しい夜となりました。
山門の撮影を終えカメラモニターで確認したところ
オリオン座などの星も写っていて驚きました。

本堂入り口の雪囲いの合掌です。
手作りの照明、キャンドルの炎は雪との相性がいいですね。


本堂の空にも星が瞬きます。
村の住人が次々訪れ
新年の挨拶やら・・・
酒を酌み交わすやら・・・
百八つの除夜の鐘
わたしも3回突きました。

こちらも短時間に多量の雨が降り崖が崩落したり、側溝から雨水があふれかえり、川も警戒水位を越えそうになったりしました。
そしてその後台風一過のように
カーッと青空が顔を出しました。
踏切を渡ったとき、どこまでも続く線路と青空のすがすがしさにハートをつかまれました。

前回に引き続き同じコースの散歩中見つけたツユクサ、いろんな角度で写してみたのですがどれも
決め手がなく・・・小さな花はむずかしいです。

帰化植物のヨウシュヤマゴボウは怖いもの無しといわんばかりに
あちらこちらで繁殖しています。
又カメムシ・・・ですが、このヨウシュヤマゴボウをマクロで見ると
形状がユニークだったので。

田んぼガーデンのコスモス、ピコティといいます。
覆輪の花色が大好きです。

散歩ではUV対策に黒い服で出かけるようにしています。

お盆過ぎから待ちに待った雨が降り
花や、野菜達はホッとしてしています。
畑ではモロヘイヤー、茄子、アスパラが元気になってきました。

いつかここに一人でやってこようとずっと心に暖めていました。(ちょっとおおげさですけど)
五箇山の道R156から山の神峠を通って利賀村に降りたときに見えた川です。
調べると旧利賀村坂上地区を流れる利賀川でした。
が実際撮影してみると装備に準備不足があって決め手に欠ける物ばかり・・・
途中大粒の雨が降って来て逃げるように引き上げてきたのでした。
利賀村から庄川町に出るR471を通ったときにダイナミックな沢が目に入ってきました。
車など止めるスペースもない所と、雨がひどくカメラなど出せない状況なので
小降りになるのを待つことにしました。
利賀川の峡谷の向こうに見える山がとても幻想的です。

ようやく小降りになったのでカメラを出すことができました。
ものすごい水流と雨が降ったのとで水煙が発生しています。
この条件ではレリーズというシャッターを切るケーブルが必要なのにこの日はなんと不覚にも忘れてきました。手ぶれが発生してベストなショットが撮れません。

先日写真教室のせんせーに県内でおすすめの滝はありますか?と聞いたのですが
うーん、あってもとても近づけないとこばっかりや・・・
ってことは黒部峡谷の幻の滝とか・・と解釈。
でもここすごい!ですよ。今の時期は水量も多く、、場所も国道の道沿いなんですけど。
まるで原生林から流れる滝のようなんですもの。

R471をさらに下るとこんな滝もありました。
滝を覆うような木々の枝とのコラボが素敵です。

白いホタルブクロもちょこっとありました。

オカトラノオに・・・ヒラタアブが
梅雨の時期は白い野草が目につきますね。

場所は変わってここは友人の家の近くの渓流。これは一枚岩の上を流れています。
オオルリ、ウグイス、時にはサンコウチョウもさえずるすばらしい渓谷です。

全く渓流とは関係ないけど稲に止まったベニシジミ。
久しぶりに蝶を撮ってみました。

きょうは写真教室の女性メンバー数人と信州方面にロケに行ってきました。
今回は白馬村の桜巡りがメイン、古いお寺のしだれ桜、雑木林に咲く大山桜、湖面に映る桜・・・・・そしてコブシの大木、おいしい手打ちそばetc・・・
計画はバッチリ!のはずでしたが。

低温が続いたせいかどれも花のつぼみは堅く訪れたのが早すぎました。
こちらはコブシの大木のむこうに残雪のアルプスがみえました。花が咲けばそれば見事だったでしょうに・・・。
マップの中の桜名所行くには行ったのですが開花まで時間がかかるようです。
せめて早春の花の写真だけでもと思い去年両親と訪れた姫川源流に水芭蕉を求めて行ってみました。


山からわき出た水が姫川のはじまり。
水芭蕉もぽつぽつとありました。

昼頃から雨がぽつぽつ。
白馬村は雨が降り出してから外気温が7度と表示され、カメラを構えている指が変になるほど寒く感じました。

なんとそこは定休日でした。かなり白馬村の中を回ってようやく営業していたそば屋さんを見つけそばを食べることができました。ほっ!
今日は富山市八尾の山奥に咲くカタクリに会いに行ってきました。ここ庄川右岸では
ソメイヨシノはまだつぼみですが一足先に江戸彼岸桜は満開になっていました。この桜の咲く土手に玉葱の原種??の「のびる」がでていてひとしきり夢中になって掘り出しました。
今夜はのびるの天ぷらですね。

カタクリと同じ時期に咲くキクザキイチゲ、山陰にひっそりと咲いていました。

雑木林から差し込む光を浴びて輝くようなカタクリです。
ー追記ー
越の彼岸桜が御縁で訪問してくださった kaguragawaさんよりいただいたコメントの中で
山形出身の日塔貞子さんの詩「美しい春の来る村」を紹介してくださいました。
とても素敵な詩なのでこちらでもぜひ紹介させてください。
今回訪ねた八尾の景色、香りが漂ってくるように感じました。
明るく谷間をうずめて 光のそよぐように
雨ふり花や堅香子の花の咲く
静かな山の村があるのだという
美しい春の来る村があるのだという
上の花のキクザキイチゲについて
おなじくkaguragawaさんによると
詩の中の「雨ふり花」は山形では、キクザキイチゲなどもふくむキンポウゲ科イチリンソウ属の花の総称のようです。

なんと一緒に行った友人はここの近くの出身なので子供のころはカタクリがたくさんあり
煮て食べたと話していました。とても美味しかったそうです。

はじめて見るルリタテハです。成虫で越冬するそうです。
そしてここで絶滅危惧種のギフチョウが舞っておりました。残念ながらカメラに納めることができなかったのが心残りです。
道の様子を見るためにカメラを持たずに車から降りた瞬間ちらちらと飛んで見えなくなってしまいました。カタクリのそばにはギフチョウの幼虫の食草、カンアオイがたくさんありましたから間違いありません。
一人だったら粘ったのですが・・・

八尾の隠れ里のような高瀬地区。
以前ここを訪れたときに道端にまであふれるように咲いていた
カタクリの花が忘れられずやってきました。
秘境のような場所なのと雪がようやく消えたところのようで
案の定ほとんど車が通った形跡が無く
土砂が落ちていたり倒木が道にまでありドキドキしてしまいました。
友人は高瀬地区にも同級生がいると
話してなつかしい様子でした。

高瀬地区の棚田です。
田植えのされた景色も見てみたいです。

今年初めて会ったジョウビタキです。3羽一緒に行動していて偶然2羽が一緒に写りました。

霜に覆われてあたりは真っ白。
庭の椿の葉っぱに、棘のように霜が付いていました。

庭はまだ多いところで50センチぐらい雪が残っています。
この雪冷えて固くなり、上をすいすい歩くことができました。

この日は写真教室のロケで氷見海岸に出かけました。
海越しに見える立山連峰が思ったよりくっきり見えず
やや不満が残りました。
そんなことはなんの関わりもないと言うように・・・
雄大な立山連峰を背にボートの上でもくもくと作業をしている人がおりました。

トビは久しぶりの穏やかな空を飛び交っています。

作業を終えてボートは一気にスピードを上げ消えていきました。
背景の山は剣岳の東側、毛勝三山です。
くっきり立山連峰が見えたとき再トライしたい氷見海岸でした。

中国原産の芙蓉の仲間で、咲きはじめは白く夕方になると赤くなり酒に酔ったように見えることから付いたなまえです。やや耐寒性に劣るので園芸店で購入してから2回、冬は玄関に入れ3年目にしてようやく地面に植えました。
地植えしたとたん大株になり10月に入ってから元気いっぱいに咲いてくれました。

朝露を含んだ花が素敵です。

午後はやや薄ピンク翌朝にはピンクになってしぼんでしまいます。

晴れた日に富山市呉羽丘陵の城山公園内にある動物園、ファミリーパークを孫と散歩しました。とても広い森の中に動物舎が点在しています。
数ヶ月前から歩きはじめた孫には絶好の散歩コースになりました。

キリン舎のそばを米粒のような孫がちょこちょこあるいています。

目の前に虎がいるのにそれほど興味を示さず風で揺れる木の葉を眺めているのがおもしろくて・・

園内にある池にはアキアカネが乱舞していました。動物よりこのトンボが印象強かったのか指さして「ボ!ボ!」と言ってました。

近くに留まったトンボを捕まえてもらって・・・真剣に見つめています。


早春に山の林の落ち葉の間から雪割草や一華(イチゲ)などの野草が顔を出します。
これらの花をスプリングエフェメラルと言うそうです。
春のほんの短い間だけ地上に現れその命を耀かせる、
それゆえにいっそう愛おしいと感じます。
山の斜面にキクザキイチゲが一斉に花を咲かせていました。
3月の声を聞いてからはその花たちの開花をもどかしいほどに待ち望んでいました。
急に暖かくなって目覚めたばかりの小さな花たちは陽光を浴びてまぶしそうです。


タチツボスミレです。微妙にピンボケです。

私の住む村のお寺の庭にはたくさんの野草が咲いています。
今は「ミスミソウ(雪割草)」が咲き始めていました。
数株植えたところどんどん繁殖したそうです。花の色も複数あります。
木漏れ日の中にぽつぽつと灯がともったように咲いています。
可憐な花ですね。

お寺の庭にはたくさんの樹木があるので小鳥も多いのですが落ち葉を踏みしめて歩く音に警戒して
飛び立ってしまいました。



赤い毛氈にたくさんのひな人形。
友人が運営するデイサービス「神通さくら野」の和室に飾られています。
中央の大きいのは土人形です。
友人が若いときにお給料をはたいて買った思いで深いひな人形なのだそうです。
可愛い人形達を見ていると心が和みますね。

ひな人形に関係ないけど・・・
珍しくカメラの前に座ったまめちゃん。
不細工ななかにも目が愛らしいなと思ったりします。

春になって地中から草が芽を出すことを草萌ゆ、下萌ゆなどというそうです。
梅の花が開き始めたりして上ばかり見上げていましたが
足元も見てみると小さな花が開き始めています。
オウレンです。1㎝足らずの小さな花、地味なのでで気づかれにくいと思います。

マクロレンズで近づいてみました。

雌しべがほんのりうす紫色。
まだ初々しい花に愛おしさを感じます。
